omniture

IUCNとファーウェイ、自然保護のためにテクノロジーの導入拡大を呼びかけ

Huawei
2022-06-07 16:44 1389

【深セン(中国)2022年6月7日PR Newswire=共同通信JBN】

*6月5日「世界環境デー」のテーマである「Only One Earth(かけがえのない地球)」に共鳴し、国際自然保護連合(IUCN)、ファーウェイ(Huawei、華為技術)、および世界のパートナーは、Tech for a Better Planetサミットで自然保護におけるテクノロジーの役割を模索した。

国際自然保護連合(IUCN)、ファーウェイ、および保護プロジェクトのパートナーが7日に集結し、地球をより適切に保護するための新しいテクノロジーを開発し展開するためのグローバルな推進力の強化を呼びかけた。

両パートナーは、「Tech for a Better Planet」オンラインサミットを主催し、テクノロジーがいかに自然保護の成果を大幅に改善するかを示し、環境保護の重要なイネーブラーとなる新しいデジタルテクノロジーを発表した。

環境の脅威に対応するプロセスは、テクノロジーが自然保護に極めて重要な違いをもたらす可能性があるという認識を高めた。

ファーウェイのTao Jingwen取締役兼Corporate Sustainable Development Committee(企業の持続可能な開発委員会)ディレクターは「われわれは、デジタル技術が環境保護の重要なイネーブラーであると確信している。社会のすべてのセクターは、技術革新を産業に適用し、新技術をグリーンプラネットの構築に役立つソリューションとサービスに転換するために、オープンで協調的な市場環境の中で協力する必要がある」と語った。

ファーウェイのTao Jingwen取締役兼Corporate Sustainable Development Committee(企業の持続可能な開発委員会)ディレクター
ファーウェイのTao Jingwen取締役兼Corporate Sustainable Development Committee(企業の持続可能な開発委員会)ディレクター

ファーウェイは、世界的なゼロカーボンのジャーニーを支援するICTイノベーションを通じて、産業のグリーン開発を推進している。エネルギー供給の面では、同社は再生可能エネルギーの開発を加速するためにパワーエレクトロニクスとデジタル技術を統合した。エネルギー使用に関して、ファーウェイは、ICTインフラストラクチャーのエネルギー効率を継続的に改善するために省エネ技術を革新し続け、ひいては産業における省エネと排出量削減を実現する。

ファーウェイはまた、自然の理解を深め、さまざまな生態系の生物多様性を保護するためのより効果的な措置をもたらし得る技術ソリューションの開発により、自然保護の成果を改善するための長期的なパートナーシップを構築している。2020年、IUCNとファーウェイはグローバルなTech4Natureプロジェクトを立ち上げ、それ以来、スイス、スペイン、中国、メキシコ、モーリシャスでIUCN Green List Standard(グリーンリスト基準)に基づくパイロットプロジェクトを開始した。

モーリシャス沖では、IUCN、ファーウェイ、Ecomode Societyが、サンゴ礁の生態系をリアルタイムで監視できる初の水中システムを西インド洋に配置した。このプロジェクトの目的は、苗床で生きたサンゴを育て、移植し、成長、水質、ならびに藻類などの脅威を監視することにより、絶滅の危機に瀕しているサンゴ礁の生態系を回復することである。このソリューションは、特殊なレンズを備えた水中カメラ、センサー、データを伝送する4Gネットワーク、および結果を解釈するAIで構成される。現在までに、約1万のサンゴ断片が劣化したサンゴ礁に移植されており、2022年末には合計2万5000に達する予定である。

IUCNのStewart Maginnis副事務局長(プログラム担当)は「IUCNとファーウェイのパートナーシップTech4Natureプロジェクトは、地域ベースの自然保護の影響に対するデジタル技術の適切な使用による変革の可能性を実現するための、環境保護セクターとICTセクターの間の革新的なプロジェクトの好例である」と述べた。

IUCNは「テクノロジー、データ、イノベーション」の組み合わせを、IUCN Nature 2030プログラムの野心的な目標達成の中核を成すものとして位置付けている。同組織はまた、データセンシング、ビッグデータ、機械学習、およびAIのイノベーションにより、陸地、水、海洋、気候などの影響領域に関する知識と知見を大幅に向上させることが可能だと考えている。やがて、これは、利害関係者が種と生態系のためのより良い情報に基づいた保全行動と監視システムを設計するのに役立つ。

国際自然保護連合(IUCN)のStewart Maginnis副事務局長(プログラム担当)
国際自然保護連合(IUCN)のStewart Maginnis副事務局長(プログラム担当)

また、サミットでは、Ecomode Society、WWF(世界自然保護基金)イタリア、Berlevag jeger og fiskeforening、Shan Shui Nature Conservation Center(山水自然保護センター)、Huawei Digital Energy Product Lineなど、環境および科学セクターの専門家と保護活動家が、気候変動と天然資源の保護に関する知見とグローバルな実践を共有した。

Ecomode Society理事長のNadeem Nazurally博士
Ecomode Society理事長のNadeem Nazurally博士

詳細は、Tech for a Better Planetサミット(https://www.huawei.com/en/tech4all/news-and-events/events/environment-day-2022 )にアクセスを。

▽国際自然保護連合(IUCN、 International Union for Conservation of Nature)について

国際自然保護連合(IUCN)は、政府と市民社会の両方の組織で独自に構成された会員連合である。公的、民間、非政府の組織に対し、人間の進歩、経済発展、および自然保護の並立を実現する知識とツールを提供する。

1948年に創設されたIUCNは、世界最大かつ最も多様な環境ネットワークへと進化した。1400を超えるメンバー組織の経験、リソースおよび到達範囲と、約1万8000人の専門家の意見を活用している。IUCNは、自然界の状況と自然を保護するために必要な措置に関する世界的な権威である。IUCNの専門家は、種の生存、環境法、保護地域、社会・経済政策、生態系管理、教育とコミュニケーションを専門とする6つの委員会に編成されている。

詳細は、オンラインでIUCNのウェブサイトwww.iucn.org を参照。

▽TECH4ALLについて

TECH4ALLは、ファーウェイがデジタルインクルージョンを促進するために立ち上げた長期的なイニシアチブおよびアクションプランである。その主な目標は、デジタル世界で誰も取り残されないようにすることである。ファーウェイは顧客やパートナーと協力し、教育、環境、健康、開発の4つの領域でデジタルインクルージョンと持続可能な開発を推進している。

詳細は、オンラインでTECH4ALL(https://www.huawei.com/en/tech4all )を参照し、https://twitter.com/HUAWEI_TECH4ALL でフォローを。

ソース:Huawei

ソース: Huawei