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All-New Elementaバッテリーキャビネットの正式発売に伴いTrina Storageが垂直統合計画を発表、中国にLFPセルギガファクトリーを設立

Trina Solar (Germany) GmbH
2022-05-11 14:30 1095

【ミュンヘン2022年5月11日PR Newswire=共同通信JBN】垂直統合型バッテリーエネルギー貯蔵ソリューション事業者Trina Storage(トリナ・ストレージ)(https://www.trinasolar.com/en-glb/trina-storage )は10日、新製品All-New Elementaの正式発売を発表した。これは柔軟で安全な高性能のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)で、最大25%のサイクル数増とコスト削減を実現する。

モジュール式のスマート貯蔵ソリューションはグリッドスケールの設置用に調整されている。最先端のLFPバッテリー、液体冷却式熱管理システム、バッテリー管理システム、火災検知・消火システムと完全に統合された組み立て式であり、柔軟性、スムーズな設置、効率的なメンテナンスのために最適化されている。Elementaの標準化設計と工場設置型のコンフィギュレーションにより、設置時間が最大70%短縮され、設備投資(CAPEX)が削減される。

Trina Storage ELEMENTA
Trina Storage ELEMENTA

Trina Storageは、垂直統合を強化し、規模の経済を通じて平均コストを削減し、生産工程をより適切に制御してセルのパフォーマンスを向上させるため、バッテリー製造能力をさらに強化している。これらのバッテリーセルは中国江蘇省で生産されている。セル製造施設は年間3ギガワット時(GWh)の能力を持ち、近い将来、数GWh拡大する予定である。Trina Storageは年間容量5GWhのカスタム化可能なBESS設計を実現する統合基盤も確立した。

今年のIntersolar Europeで、Trina StorageはAll-New Elementaを展示し、次世代バッテリー貯蔵ソリューションをさらに発表する。Elementaを使用することで、顧客は設備投資と運用費(OPEX)を最大8%節約できる。バッテリーサイクルが25%増加することに相まって、総所有コストはティアワン市場平均と比較してメガワット時当たり25%削減される。

Trina StorageのTerry Chen海外エネルギー貯蔵事業責任者は「電気自動車(EV)市場からのバッテリー需要の増加により、世界中のサプライチェーンの脆弱性が浮き彫りになった。垂直統合を強化することで、当社は拡大しながら多くの不確実性を低減または排除できる。革新的な製品とソリューションを提供することで顧客に付加価値をもたらし、その過程で会社の成長を加速させたいと考えている。過去3年間で社内研究開発(R&D)チームの設立を含む生産工程に多額の投資を行い、知的財産を構築してきた。その結果、新製品のElementaとシステムの寿命、性能、収益が向上した次世代バッテリー貯蔵ソリューションが実現した」と語った。

▽Trina Storageについて

Trina Solarの事業部門であるTrina Storageは、エネルギーを提供する方法の変革を専門とする世界的なエネルギー貯蔵システム事業者である。その使命は、費用効果の高い貯蔵を通じて再生可能エネルギーへの移行を主導し、大規模に太陽光発電を拡大することにより、すべての人にソーラーを(Solar For Everyone)提供することである。20年以上の太陽光発電の経験に基づき、費用効果が高く柔軟なソリューションを世界の公益事業者とデベロッパーに提供している。

Trina Storageの詳細はウェブサイト(https://www.trinasolar.com/en-glb/trina-storage )、Facebook(https://m.facebook.com/TrinaStorage/ )、LinkedIn(https://www.linkedin.com/showcase/trinastorage/?_l=zh_CN )を参照。

ソース: Trina Solar (Germany) GmbH