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Epsilonが日本の消費者を調査、新しいロイヤルティーのパターンを発見

Epsilon
2015-10-26 08:30 1580

【東京2015年10月26日PR Newswire】

*調査リポート「ロイヤルティの実態」は、変化する状況に対処するための課題と戦術を指摘

人とブランドのつながりを構築する世界的なトップ企業のEpsilonは、日本の消費者性向に関する調査を行いました。製品セクターと購買層セグ メントごとのロイヤルティー決定要因を詳しく調べたEpsilonのリポート「ロイヤルティの実態」は、日本の消費者がクレジットカード、マルチマーチャ ントのリワードプログラム、電子商取引プラットフォームに対しより強いロイヤルティーを 持っていることが明らかになりました。

今年の調査結果はEpsilonの過去の日本のロイヤルティー調査で挙げられた主要なトレンドと一致しており、品質、お買い得感、サービスがブラン ド・ロイヤルティーの3大要因であり、電子メールは依然としてロイヤルティー・コミュニケーションにとって望ましい手段となっている。特に注目に値するの は、消費者がクレジットカードとマルチマーチャントのリワードプログラム、電子商取引プラットフォームに対し最高のロイヤルティーを持っていることであ る。

消費者に最もロイヤルなセクターの名前を挙げてもらうと:

  • 日本の消費者の40%はクレジットカードのリワードプログラムと電子商取引を同率でトップに挙げた。
  • 日本の象徴的な消費セクターである自動車は36%で2位。
  • もう1つのポイント・ドリブン・セクターのマルチマーチャント・プログラムが32%で3位。
  • 日本の消費者は平均で、クレジットカードのリワードプログラム2.4件、電子商取引のロイヤルティー・プログラム2.8件、マルチマーチャント・プログラム2.4件に参加している。これらのマルチマーチャント・スキームの中では、食品雑貨、ガソリン、日用品の購入を中心とする業界横断型のリワード・プラットフォームのTポイントに回答者の77%が加入していた。

東京を本拠とするフランク・アナンEpsilon Internationalの国際部門デジタル担当SVP(シニア・バイスプレジデント)は「日本ではお買い得感が主要な購入決定要因であ る。リワードプログラムはクレジットカード、電子商取引、マルチブランド提携プラットフォームによる購入ごとに追加的経済価値を提供することによって、消 費経済に不可欠になってきた」と指摘。それでも、ポイント以上にブランドとのかかわり合いもある。アナンは「1対1のエンゲージメント・アクティ ビティーは、価値観に基づく購入に個人的な関係の一面を付加する」と続けた。

これらのアクティビティーはサブグループおよびサブセクターにもしっかり対応する必要がある。Epsilon Internationalのドミニク・パワーズ国際部門担当EVP(エクゼクティブ・バイスプレジデント)は「日本では品質が常にロイヤルティーにとっ て最も重要な要因であるという調査結果が出たものの、われわれは、あらゆるカテゴリーや消費者グループでは異なる第2、第3、第4のレベルの決定要因や タッチポイントがあると 考える」と述べた。

全体の中で上位3つの決定要因は、品質(20%)、お買い得感(19%)、消費者サービス(18%)である。この傘の下に強力な決定要因がある。衣 料と高級品セクターのロイヤリストはロイヤルである理由として、共有する価値観(21%)と個人向けコミュニケーション(17%)を重要視した。旅行会社 ロイヤルリストの中では18%が便利なロケーションを挙げた。

Epsilonの調査リポートは、この他に以下のような日本のロイヤルティー・トレンドを見つけた。

  • われわれは日本の消費者に好みのブランドにロイヤルな理由を聞いた際、ライフスタイルを選ぶかお買い得感を選ぶかに関する考え方を発見した。食品 雑貨と電子商取引では、お買い得感がライフスタイルを上回った。しかし、日本の消費者がファッション、食品、飲料の革新的な製品を探し求めるのは、これら のセクターでは「自分の必要性とライフスタイルに合う新製品を手に入れること」が「最もお買い得」の2倍近く重要であるからである。
  • ライフスタイルのカテゴリーでは、金融サービス、高級品、衣料品、化粧品、レストランのブランドは、これらのロイヤリストとのインタラクションの 頻度が比較的低い。これらのセクターのロイヤリストの多くは、ブランドからコンタクトしてきたことがないと答えた。電子メールや店舗内で有効なチャンネル を通じた定期的コンタクトを開始するだけでなく、追加的でよりソーシャルなタッチポイントを開拓する機会もある。これらのカテゴリーのロイヤリストは、ブ ランドや他の顧客がシェアした写真を楽しみ、製品批評ウェブサイトを探し出す傾向が強い。
  • 倹約は日本のブランド・インターアクションの最も強力な動機付けである。76%もの消費者が関心を持つコミュニケーションの種類は、値引きや特売 だった。日本の消費者は毎日インターネットに接続し、毎週何回かクレジットカードのリワード、電子商取引、マルチマーチャントのポイント、食品雑貨ブラン ドの情報を集めている。
  • 全体として、最高レベルのインタラクションは、プレステージ、メンバーシップ、生活でよりよいものを消費する喜びではなく、1円ごとに最大の価値を引き出すことに向けられている。

「ロイヤルティの実態: 日本のマーケティングを変える」のリポート全文はウェブサイトhttp://www.epsilon.com/japanloyalty/jp を参照。

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