omniture

Cisionの「メディアの現状リポート」がメディア不信の減少と人材配置とリソースへの懸念の増加を指摘

2019-04-25 16:49

【シカゴ2019年4月24日PR Newswire】メディア業界が直面する最新の動向と最大の課題を明らかにするため、Cision(https://www.cision.com/us/ )(NYSE: CISN)は24日、2019年「State of the Media Report(メディアの現状リポート)」(https://www.cision.com/us/resources/white-papers/2019-sotm/?utm_medium=pr&utm_source=pressrelease&utm_content=whitepaper&utm_campaign=sotm2019 )を発表した。これは同社の10回目の年次「メディアの現状リポート」となる。

2019年の世界のメディア業界が直面する主要な問題と、PRやコミュニケーション専門家が相手方のジャーナリストとより適切に協働できる方法を学ぶために、今年のリポートはCision史上最大の規模となり、世界10カ国の約2000人のジャーナリストを対象に調査した。

Cisionの2019年「メディアの現状リポート」:意見や関与などのオーディエンス(視聴者)指標を利用できるようになったことが、ジャーナリストが記事を評価する方法を変えた
Cisionの2019年「メディアの現状リポート」:意見や関与などのオーディエンス(視聴者)指標を利用できるようになったことが、ジャーナリストが記事を評価する方法を変えた

 

 

Cisionの2019年「メディアの現状リポート」:最も影響力のあるテクノロジーにおける2018年から2019年への変化:AIとソーシャルメディア
Cisionの2019年「メディアの現状リポート」:最も影響力のあるテクノロジーにおける2018年から2019年への変化:AIとソーシャルメディア

フェイクニュースや偽情報キャンペーンから経費やニューズルームの縮小、ソーシャルメディアのアルゴリズムの変更に至るまでジャーナリストが直面する課題は増大し続けているにもかかわらず、今回のリポートではいくつかの楽観的な結果が明らかになった。2年連続で、回答者らは市民のメディアに対する不信感が減少したことを伝えている。すなわち今年は回答者の63%が、市民がメディアへの信頼を失っていると感じているが、これは2018年の71%、2017年の91%からは減少している。

Cisionのケビン・アクロイド最高経営責任者(CEO)は「フェイクニュースは相変わらず懸念材料ではあるが、今年はジャーナリズムのトップ課題ではない。残念なことに、ソーシャルメディアやリソースに関する問題が、特に米国、カナダ、英国で懸念の主要なものになっている。しかし、すべてが悪いニュースばかりではない。メディアに対する世間の不信感が継続的に減少している事実にわれわれは勇気付けられている。信頼は今年の調査結果における主要なテーマだ。事実、それはこの業界の将来に多くの面で関係しているように見える。信頼できる、有益な情報の、関連性のある記事を提供することはこれまで以上に重要であり、ジャーナリストは、どのような記事が、ジャーナリストが今日のメディア環境の中で成功するのに必要なトラフィックと収益を生み出すのかをよりよく理解するためにオーディエンスのデータを利用している」と述べた。

調査の回答はまた、ソーシャルメディアの役割の変化、データ主導の記事提供への増大する依存度、メディアとコミュニケーション専門家との関係-に関する高まる懸念も反映している。

▽その他のリポートの主要な結論は次の通り。

*ジャーナリストは、重点を置く記事について決定するためにますますデータに依存し続けている。ジャーナリストの65%は、意見やエンゲージメント(関与)などの詳細なオーディエンス指標によって発行するコンテンツの種類が変わったとグローバルに感じている。回答者の43%は読者層または意見を、20%は関与を、15%は収益への影響を主に重視している。

*PRおよびコミュニケーション専門家は、特にこの激動するメディア環境においては、ジャーナリストの貴重なパートナーである。しかしながらジャーナリストの75%は、彼らが受け取るピッチ(情報)の25%未満しか関連性がないと述べた。ジャーナリストらは、PR専門家がメディアとの関係を改善するためにできる唯一で最も効果的なことは、エンドカスタマーをよりよく理解し、オーディエンスにより関連性のあるカスタマイズされた情報を提供することである、と答えた。

*ソーシャルメディアは重要性がかつてなく低下も、上昇もしている。2018年のソーシャルメディアの不安定な性質のために、ジャーナリストはソーシャルメディアの重要性についてますます複雑な感情を抱いている。調査対象のジャーナリストの38%が、Facebook News Feedへの変更などアップデートされた最新のソーシャルメディアアルゴリズムは、2019年の彼らの仕事に影響を与える最も重要なテクノロジーとなると回答している。これは昨年における上昇である。しかしその影響は必ずしもポジティブではない。ジャーナリストはコンテンツの発行のためにソーシャルメディアに依存することに懸念を抱いているからだ。

Cisionの2019年「メディアの現状リポート」の全文は以下を参照。

https://www.cision.com/us/resources/white-papers/2019-sotm/?utm_medium=pr&utm_source=pressrelease&utm_content=whitepaper&utm_campaign=sotm2019 

▽Cisionについて

Cision Ltd.(NYSE: CISN)は、パブリックリレーションズ(PR)およびマーケティング・コミュニケーション専門家向けのアーンドメディアソフトウエアとサービスの大手グローバルプロバイダーである。Cisionのソフトウエアにより、ユーザーは重要なインフルエンサーを特定し、戦略的コンテンツの制作および配信、さらにその影響力の測定が行える。Cisionは、米州、欧州・中東・アフリカ(EMEA)およびアジア太平洋(APAC)の計22カ国にオフィスを構え、4000人以上の従業員を雇用している。Cision Communications Cloud(R)を含む受賞歴を持つ同社製品・サービスに関する詳細情報については、www.cision.com  を参照し、Twitter @Cisionのフォローを。

▽メディア問い合わせ先

Jenn Deering Davis
VP of Communications & Content, Cision
cisionpr@cision.com

generated by system

generated by system

ソース:Cision

 

 

ソース: Cision